上高地 徳澤園のブログ

月: 2018年1月

予約開始間近

上高地関係の打合せ、会議が増えてきてシーズンの足音が聞こえてきます。毎年のことですが、上高地関係者が集まるとスタッフ募集の話が話題の中心です。

日本中で人手不足が騒がれる今日。人材確保は大変です。特に、季節限定の上高地ですが、期間には1000人近い人の職場になります。

当園も募集を開始していますが、今年はお陰さまで順調に、期待が出来そうな新人が揃ってきています。

さて、いよいよ予約開始日が近づいてきました。例年通り、

2月1日木曜日
朝9時より
電話番号 0263-95-2508

一年間の予約が一斉スタートになります。

相変わらず不安の方が大きいのですが、昨年の教訓を生かし人を揃えてお電話お待ちしています。

2018年春リニューアルオープンの洋室Bタイプ。新しいコンセプトで当園の想いを結集させたお部屋に予約が入るのか……?皆様…。ご祝儀予約という考え方もございます。

皆様からのお電話お待ちしています。

洋室Bタイプのご案内

2018年がスタートし、少しずつ予約の電話が鳴り出しました。予約開始は例年通り、

2月1日 朝9時 一斉スタート

となりますので宜しくお願いいたします。当日は、スタッフ一同、正確な早口で少しでも早く皆様とお話出来るように頑張ります!!

予約開始にあたりまして、改装します洋室Bタイプの概要をお知らせします。

まず、ご宿泊代金ですが、一人一泊二食29,000円となります。

セミダブルベットが二台ございます。今年からエキストラベットによるトリプル使用は出来なくなります。

暖房施設はこの部屋専用の床暖房となります。足元が冷える一階の弱点をカバー出来ると思います。

お部屋には、専用の洗面所を完備。お湯も使用できます。洗面台には、外国製タオルウォーマーをご用意。常に乾いたタオルをお使い頂けるようになります。

お部屋に飾る絵には、大変苦労しました。日本画は、こういうテイストにはあいにくく、抽象画はお洒落なのですが、みる方によってだいぶ印象が変わります。出来たら自然に関係があり、躍動感が伝わってくるもの。そして、ようやくたどり着いたのが。アメリカのコロラドに住む、女性アーティストでした。完成し、今日本に向けて送ってもらっています。

今の時代ですので、BSや携帯の電波を使いテレビを置くことも考えましたが、その便利は当園には相応しくないと思いました。

では、ここにいて一番の贅沢とは。部屋の広さ。疲れを取り眠りやすい雰囲気。そして、お連れ様との親睦を深める会話でした。

部屋の奥に進むと、小上がりとなり、キャンプ場と穂高を臨める窓辺には、白と黒を基調としたロッキングチェアとゆったり座れるソファーを用意。窓は、フルオープンに解放でき、解放した先には、お二人専用のウッドデッキがございます。角部屋ですので、周囲をあまり気にすることなく、コーヒーでも飲みながらお話を楽しんで頂けると思います。

一部屋だけのご案内となります。

山を征したご褒美として。
余暇を楽しむ空間として。
夏の避暑地として。

山小屋ではなかった料金体型ですので試行錯誤でスタートしますが、いづれ皆様から愛され、憧れられる存在になりましたら幸いです。

完成予想図(一部仕様変更になる場合がございます。)


洋室Bタイプは、5月3日以降お泊まり頂けます。

三九郎

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

年末は家族サービスに専念し、夏にはなかなか一緒に遊びに行けない子供たちとディズニーランドに行って来ました。サービス業の完成形ともいえるディズニーランドを楽しみながら勉強にもなりました。

その後は、若女将の実家である石川県に移動しお正月を迎え、ようやく松本に戻りました。

松本ではお正月に、各家庭にダルマを買います。日本中の家庭でダルマを買うことが常識だと思っていたのですが、若女将の故郷北陸辺りはほとんどその風習はなく驚いていました。

新しいダルマと引き換えに、古いダルマは地域の子供たちが集め、河原でみんなで焼きます。こちらでいう三九郎という風習です。

願いを込めた焼き上げ、その残り火で繭玉というお餅を焼きみんなで食べます。

娘が小学校になり何十年ぶりに地元の行事に参加。昔と変わらぬ光景に懐かし、暖かい気分になりました。