上高地 徳澤園のブログ

月: 2018年4月

収穫

入山も後数日に迫りバタバタした毎日です。シーズンが始まるワクワクと下界の名残が交差しています。

すでに何度か上高地には行ってきましたが、ここ数年で一番雪がありません。キャンプ場も既に全面地面が出ています。約三週間ほど早く春がやって来ました。

さて、春と言えば例年恒例のふきのとうに始まり、山菜など自然の恵みの収穫時期でもあります。

ただ、今年はあまりに気温が高いため、山菜は期待が出来ません。(恐らくシーズンが始まる頃には終わってしまっていると思われます…)

そんな中、先日女将からたくさん取れたよという連絡。

そして、写真まで送ってきました…。

???

どこに???

女将。春の山菜を諦め、実家の天草に遠征…。

お目当ては、

女将の兄も巻き込み、天然のひじきやらワカメやら取ってきました。

そして、連泊のデザートによく使われる甘夏まで収穫…。

それにしても、なぜこんなにも楽しそうなんでしょう?なんともたくましい。

ひじきなど和え物は、メインにはなりませんが、当園の脇役として大人気です。

ぜひ、山の中で天然のひじきをご堪能ください。

思惑

この時期、たくさんのガイドブックや雑誌掲載のお電話を頂きます。今年もたくさんの依頼が来たのですが、一つ顕著な特徴があります。その特徴とは。

雑誌映えするのでしょうか。口を揃えてこのKaramatsuの部屋の写真を依頼されます。

思い返せば、三年前。元々個室が人気でオンシーズンは、予約するのが大変でした。ただ、個室以上に相部屋の定員があったので、どうにか相部屋をおすすめしていたのですが、思うようにいきません。わざわざ雑魚寝部屋に予約してまでと思われていたのでしょうか?

どうにか相部屋を埋めたい。思考錯誤で生まれたのが、Karamatsuであり、昨年オープンしたHotakaでした。お陰さまでプライベートを確保した相部屋は好評でした。また、デザイン性を重視した内装も手伝ってマスコミの皆さんも宣伝してくれました。

これで一安心!!と思ってのですが、今年の予約。

この時期、三年前の予約は、個室が9割、相部屋1割程度の比率でしたが、今年に至ってはほぼ五分五分の割合です。

個室がガラガラなのに相部屋が満室というような日もあります。

思い描いた結果となり嬉しい悲鳴のように聞こえますが、単価の高い個室が空いてますので、なんとも微妙な心境です。

昨年までは、熱く相部屋の良さを語っていました。しかし、今年からはまた、個室の良さを見つけて語りたいと思う今日この頃です。

追伸
徳澤園の相部屋ができるまでというテーマでウェブマガジンの会社が特集してくれています。

https://hyakkei.me/articles-739

雪情報

松本も桜満開でいよいよ春がやって来ました。海だ、ミニオンだと全く関係ない話題ばかりのこのブログ。久しぶりに上高地周辺施設のブログを見たら、皆さんシーズンに向けての情報をたくさん乗せていました…。

小心者の私ですので、ちょっとでも営業ブログ書かなければという事で、4ヶ月ぶりに徳沢に行って来ました。

雪は、例年の半分以下。キャンプ場も地面が出てきています。恐らく、営業開始にはほとんど雪はないと思われます。

来週から業者さんたちに入山してもらい、いよいよ洋室の工事が始まります。

毎年苦労するスタッフ募集。今年は、お陰さまで本当にたくさんの応募を頂きました。どの方も明るく、共に働きたい人ばかりで、選考にはとても悩まされました。

私たちとリピータースタッフ12人に加え、新人スタッフも12人と春からかなりの大所帯になりますが、明るく楽しく、当園らしいおもてなしで皆様を迎えたいと思います。