みちくさブログ

上高地 徳澤園のブログ

Author: ToKuSaWa4468-En (page 1 of 46)

万を期して

静かな徳沢です。ニリンソウもそろそろ真っ盛り。来週からは少しずつ賑わってくると思います。

さて、冬から騒いでいました新洋室の改装。こだわりにこだわりまして、5月3日よりオープンしています。

毎年たくさんのお客様とお話します。それをヒントに毎年少しづつ色々と変えてきました。

中には、この場所で必要?というご指摘があったりもしました。

時代が進み便利が当たり前となり、その当たり前が山に求められたりもしました。

ただ、私たちも便利さのお裾分けといいますか、昔は無理だったけど今は工夫をしたら出来ることも増えたのは事実です。

今回のリニューアルは、今までご指摘あった無理難題やご注文を整理し、今だったらここまでは出来るということを集めたお部屋です。

もちろん、消灯時間やゴミの持ち帰り等、山のルールはきちんとお守り頂いた上で、少しだけ贅沢な気分を味わって頂くお部屋に仕上がっています。

そして、今回のお披露目は、万を期して動画でご紹介させて頂きます。

お気に入りの本を一冊ご持参頂き、新しい登山、新しい山の過ごし方をご提案致します!

ニリンソウ情報

いよいよこの時期がやって来ました。問い合わせも多くなりました。

ニリンソウは、あと一週間くらいでピークを迎えそうです。例年より早く進んでいましたが、先日の雪で例年に近い感じです。

徳沢手前の古池辺りはこんな感じです。

徳沢辺りは、20日頃ピークを迎えそうです。

解決方法

ゴールデンウィークも終わり静かな徳沢です。スタッフたちもようやく余裕も出てきました。

ここから二週間静かな日が続きます。思い切り体を使った先週とはうって代わり、今度は頭を使っての研修や細かい外回りの片付けが始まりました。新人も夏までに、一人前の山小屋スタッフに仕上げていきます。





さて、例年は日本のお客様に対する研修になりますが、昨今の観光業。外国人の割合が目覚ましく増えています。当園にも、世界各国のお客様が訪れます。

事前に準備できるものは、英語のプリントを作成しなるべく不自由なく過ごせるようにしています。

もちろん、文化の違いや食の違いなど食い違いはありますが、そこは楽しい旅行中。大抵のことはお互いが譲歩して解決します。

最大の難点。言葉の壁。英語以外の言語を話されるお客様。そんな時は、スタッフ総出でゼスチャー…。それでも、ダメなら原点に戻り日本語で話す。

本日も最後はみんな笑ってましたので解決した模様です…。

報告です

お察しだと思いますが…。徳澤園営業始まりました…。

入山、営業準備、ゴールデンウィークと忙しさを理由にブログをサボっておりました。

今朝、私のLINEを見ましたら、妻から「そろそろミチクサ更新して、近況を教えてください」と入っておりました。ブログは、私たち夫婦唯一の情報通達アイテムでもあるというのを忘れておりました…。

ゴールデンウィークが終わりました。前半は、好天に恵まれ、4月だというのに沢山のお客様がこられました。今年は雪も少なく、既にニリンソウをちらほら咲きだしています。

ただ後半は、予想外の雪。

お客様は、皆さん驚かれ騒がれていましたが、私が一番びっくりしました。この時期に、これだけ雪が積もるのは記憶にありません。

ただ、最終日には天候も回復しこの時期に珍しい新雪の穂高を拝めることが出来ました。

新人さんたちは、試練の時。昨日今日来た新人さんよりもお客様の方が色々と詳しい中での接客となりますので、ど緊張の接客となります。このゴールデンウィークでもみくちゃにされると一気に成長しますので、ドキドキしますが見守ります。(今年の新人さん。まだまだ猫を被ってるだけかもしれませんが、今のところどの子も元気な期待の持てる子ばかりです!)

改装中の洋室も間に合いました。詳細は後日詳しくお見せしますが、私の取った写真を少しだけ。

という訳で若女将。私は元気にお山で過ごしております。

収穫

入山も後数日に迫りバタバタした毎日です。シーズンが始まるワクワクと下界の名残が交差しています。

すでに何度か上高地には行ってきましたが、ここ数年で一番雪がありません。キャンプ場も既に全面地面が出ています。約三週間ほど早く春がやって来ました。

さて、春と言えば例年恒例のふきのとうに始まり、山菜など自然の恵みの収穫時期でもあります。

ただ、今年はあまりに気温が高いため、山菜は期待が出来ません。(恐らくシーズンが始まる頃には終わってしまっていると思われます…)

そんな中、先日女将からたくさん取れたよという連絡。

そして、写真まで送ってきました…。

???

どこに???

女将。春の山菜を諦め、実家の天草に遠征…。

お目当ては、

女将の兄も巻き込み、天然のひじきやらワカメやら取ってきました。

そして、連泊のデザートによく使われる甘夏まで収穫…。

それにしても、なぜこんなにも楽しそうなんでしょう?なんともたくましい。

ひじきなど和え物は、メインにはなりませんが、当園の脇役として大人気です。

ぜひ、山の中で天然のひじきをご堪能ください。

思惑

この時期、たくさんのガイドブックや雑誌掲載のお電話を頂きます。今年もたくさんの依頼が来たのですが、一つ顕著な特徴があります。その特徴とは。

雑誌映えするのでしょうか。口を揃えてこのKaramatsuの部屋の写真を依頼されます。

思い返せば、三年前。元々個室が人気でオンシーズンは、予約するのが大変でした。ただ、個室以上に相部屋の定員があったので、どうにか相部屋をおすすめしていたのですが、思うようにいきません。わざわざ雑魚寝部屋に予約してまでと思われていたのでしょうか?

どうにか相部屋を埋めたい。思考錯誤で生まれたのが、Karamatsuであり、昨年オープンしたHotakaでした。お陰さまでプライベートを確保した相部屋は好評でした。また、デザイン性を重視した内装も手伝ってマスコミの皆さんも宣伝してくれました。

これで一安心!!と思ってのですが、今年の予約。

この時期、三年前の予約は、個室が9割、相部屋1割程度の比率でしたが、今年に至ってはほぼ五分五分の割合です。

個室がガラガラなのに相部屋が満室というような日もあります。

思い描いた結果となり嬉しい悲鳴のように聞こえますが、単価の高い個室が空いてますので、なんとも微妙な心境です。

昨年までは、熱く相部屋の良さを語っていました。しかし、今年からはまた、個室の良さを見つけて語りたいと思う今日この頃です。

追伸
徳澤園の相部屋ができるまでというテーマでウェブマガジンの会社が特集してくれています。

https://hyakkei.me/articles-739

雪情報

松本も桜満開でいよいよ春がやって来ました。海だ、ミニオンだと全く関係ない話題ばかりのこのブログ。久しぶりに上高地周辺施設のブログを見たら、皆さんシーズンに向けての情報をたくさん乗せていました…。

小心者の私ですので、ちょっとでも営業ブログ書かなければという事で、4ヶ月ぶりに徳沢に行って来ました。

雪は、例年の半分以下。キャンプ場も地面が出てきています。恐らく、営業開始にはほとんど雪はないと思われます。

来週から業者さんたちに入山してもらい、いよいよ洋室の工事が始まります。

毎年苦労するスタッフ募集。今年は、お陰さまで本当にたくさんの応募を頂きました。どの方も明るく、共に働きたい人ばかりで、選考にはとても悩まされました。

私たちとリピータースタッフ12人に加え、新人スタッフも12人と春からかなりの大所帯になりますが、明るく楽しく、当園らしいおもてなしで皆様を迎えたいと思います。

サービス

マレーシアから帰ってきました。ここから8ヶ月。若女将に任せきりとなりますので、一気に家族サービスポイントを貯めるチャンスです。

「何もしない贅沢」というキャッチフレーズに乗せられてランカウイ島に行ってきました。

滞在中、旅行の素晴らしさを再認識させられることも多数ありました。

今回出発は、3月18日。奇しくも長男の誕生日の日と重なりました。

羽田空港で普通にチェックインを済ませ、無事クアラルンプールに到着。スーツケースを受けとると…。

流石、一流企業。自分以上に息子にされると嬉しい。こういったお金のかからないサプライズの暖かさっていいですよね。

さらに、ランカウイのホテルでは、息子のお祝いを特別な場所で用意してくれてました。

誰もいないビーチに突如…。

私たちのテーブルはビーチに用意されていました。山男の私。専属のスタッフまで用意して頂き初めて海を満喫、堪能。

おしゃれなカクテルを飲んでロマンチックに…。となるのが一般的ですが、落ち着きのない3人は、非現実に落ち着いてる訳がなく、海に行ったり、砂で遊んだりと、最後までこの雰囲気を味わったのはただ一人。

職業病といいますか、旅行中様々なところが気になります。当園に入れられないか参考にします。

地理的には、山と海で正反対でしたが、やはり旅行中に会う人々は、その旅行を左右します。今回もたくさんの素晴らしい人々に出会いました。マレーシア人のサービス精神は一流だと感じました。

サービスを受けて、初めてサービスの善さを知る。

サービスするつもりで出掛けた旅行でしたが、サービスされるのがとても気持ちのいいことだとわかる旅行になってしまいました。

そして、キャッチフレーズ通り「何もしない…」私がそこにいました…。

子供の頃の海の思い出がありません。恐らく私の二人の弟たちもないと思います。そして、夏休みの思い出は、他の子供たちとは全く違った思い出ばかりです。

私たち三人の野生児は、夏は当たり前のように上高地に連れてこられます。

ある意味とてもいい時代でした。

山の中にいる野生児を不敏だと思い、心優しいお客様が遊んでくれます。見ず知らずの方が、山に連れて行ってくれます。両親も何も疑うことなく送り出します…。

学校も行けずにかわいそうにと勉強を教えてくれる人まで現れます。

夏休み名物の朝のラジオ体操。勿論三人です。しかし、肝心のラジオが入りません。

夏休みには、学校のプールに通い判子も集めるということを、他の子供はしてました。私たち三人は、水温4度の梓川という流れるプールに通いました。判子を集めるのが命懸けです。

夏期講習というものにみんな通っていました。夏休みが終わりに近づくと、私たちは隣にある徳沢診療所に通わされます。現役の医大生が、宿題を終わらせてくれました。お陰で夏休みの宿題を間違えたことがありません。教えてくれた学生には、女将がお礼に岩魚を配ります。

日記の宿題がありました。三人とも毎日、「今日山に行きました。」という書き出しから始まります。

冬になると、母親の故郷である天草に行きました。白い砂浜に、風に揺れるパラソル。ヤシの木があるビーチを想像をして初めて見た海は、漁船が並び、鰯を釣る人が点在するビーチ。お母さん。ここは、ビーチではなく漁場です。

そんな幼少期を過ごした私は海に行くと何をしたらいいのか分かりません。

海を見たら異常に興奮する。しかし、いざ海で遊ぼうとすると、どこで盛り上がったらいいのか分からない。これは、信州人あるあるです。

山の子だけど海の良さも我が子には…。

というわけで、春休みを利用して海に家族旅行に行ってきます。

ランカウイ島。「何もしない贅沢」というキャッチフレーズが、どこか当園と共通するのではないかと思い、勉強がてら家族サービスして来ます。

お花の時期

徳沢の春は一年で一番お薦めの時期です。自然の新緑は、本当に柔らかな緑をしています。

お花も咲き誇り、名物ニリンソウの群落は見事です。

さて、問合せをよく頂きます。

お花の一番いい時期に行きたいのだけどいつですかという質問です。

お花の時期というのは、種類によって異なります。

まずはニリンソウ。こちらは比較的長く楽しめる花なのですが、皆さんの見たいのは出揃った時期だと思います。ある程度咲いていても、周りの雑草が伸びてきてしまうと少なく感じます。従って、5月20日前後が一番花の数も多く、雑草がまだ丈が低いため一番いい時期と言えるでしょう。

そして、ニリンソウの花が散る頃に他のお花が咲きだします。ヤマエンゴサクや羅生門カズラ。山芍薬にしゃくなげ。こちらは、ニリンソウの花が終わりに近づくころ。即ち5月30日前後から二週間程楽しめます。

ニリンソウが終わった頃の方が種類も色もたくさんあります。

一番よくある質問ですが、ニリンソウも咲いていて、他のお花が綺麗な時期。

残念ながら、一斉に全てのお花が揃う時期はありません。

但し、何も咲いていないという時期もありません。そして、この頃は花に注目されがちですが、一番綺麗なのは、新葉の木々達だと思います。

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