みちくさブログ

上高地 徳澤園のブログ

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収穫

入山も後数日に迫りバタバタした毎日です。シーズンが始まるワクワクと下界の名残が交差しています。

すでに何度か上高地には行ってきましたが、ここ数年で一番雪がありません。キャンプ場も既に全面地面が出ています。約三週間ほど早く春がやって来ました。

さて、春と言えば例年恒例のふきのとうに始まり、山菜など自然の恵みの収穫時期でもあります。

ただ、今年はあまりに気温が高いため、山菜は期待が出来ません。(恐らくシーズンが始まる頃には終わってしまっていると思われます…)

そんな中、先日女将からたくさん取れたよという連絡。

そして、写真まで送ってきました…。

???

どこに???

女将。春の山菜を諦め、実家の天草に遠征…。

お目当ては、

女将の兄も巻き込み、天然のひじきやらワカメやら取ってきました。

そして、連泊のデザートによく使われる甘夏まで収穫…。

それにしても、なぜこんなにも楽しそうなんでしょう?なんともたくましい。

ひじきなど和え物は、メインにはなりませんが、当園の脇役として大人気です。

ぜひ、山の中で天然のひじきをご堪能ください。

思惑

この時期、たくさんのガイドブックや雑誌掲載のお電話を頂きます。今年もたくさんの依頼が来たのですが、一つ顕著な特徴があります。その特徴とは。

雑誌映えするのでしょうか。口を揃えてこのKaramatsuの部屋の写真を依頼されます。

思い返せば、三年前。元々個室が人気でオンシーズンは、予約するのが大変でした。ただ、個室以上に相部屋の定員があったので、どうにか相部屋をおすすめしていたのですが、思うようにいきません。わざわざ雑魚寝部屋に予約してまでと思われていたのでしょうか?

どうにか相部屋を埋めたい。思考錯誤で生まれたのが、Karamatsuであり、昨年オープンしたHotakaでした。お陰さまでプライベートを確保した相部屋は好評でした。また、デザイン性を重視した内装も手伝ってマスコミの皆さんも宣伝してくれました。

これで一安心!!と思ってのですが、今年の予約。

この時期、三年前の予約は、個室が9割、相部屋1割程度の比率でしたが、今年に至ってはほぼ五分五分の割合です。

個室がガラガラなのに相部屋が満室というような日もあります。

思い描いた結果となり嬉しい悲鳴のように聞こえますが、単価の高い個室が空いてますので、なんとも微妙な心境です。

昨年までは、熱く相部屋の良さを語っていました。しかし、今年からはまた、個室の良さを見つけて語りたいと思う今日この頃です。

追伸
徳澤園の相部屋ができるまでというテーマでウェブマガジンの会社が特集してくれています。

https://hyakkei.me/articles-739

雪情報

松本も桜満開でいよいよ春がやって来ました。海だ、ミニオンだと全く関係ない話題ばかりのこのブログ。久しぶりに上高地周辺施設のブログを見たら、皆さんシーズンに向けての情報をたくさん乗せていました…。

小心者の私ですので、ちょっとでも営業ブログ書かなければという事で、4ヶ月ぶりに徳沢に行って来ました。

雪は、例年の半分以下。キャンプ場も地面が出てきています。恐らく、営業開始にはほとんど雪はないと思われます。

来週から業者さんたちに入山してもらい、いよいよ洋室の工事が始まります。

毎年苦労するスタッフ募集。今年は、お陰さまで本当にたくさんの応募を頂きました。どの方も明るく、共に働きたい人ばかりで、選考にはとても悩まされました。

私たちとリピータースタッフ12人に加え、新人スタッフも12人と春からかなりの大所帯になりますが、明るく楽しく、当園らしいおもてなしで皆様を迎えたいと思います。

サービス

マレーシアから帰ってきました。ここから8ヶ月。若女将に任せきりとなりますので、一気に家族サービスポイントを貯めるチャンスです。

「何もしない贅沢」というキャッチフレーズに乗せられてランカウイ島に行ってきました。

滞在中、旅行の素晴らしさを再認識させられることも多数ありました。

今回出発は、3月18日。奇しくも長男の誕生日の日と重なりました。

羽田空港で普通にチェックインを済ませ、無事クアラルンプールに到着。スーツケースを受けとると…。

流石、一流企業。自分以上に息子にされると嬉しい。こういったお金のかからないサプライズの暖かさっていいですよね。

さらに、ランカウイのホテルでは、息子のお祝いを特別な場所で用意してくれてました。

誰もいないビーチに突如…。

私たちのテーブルはビーチに用意されていました。山男の私。専属のスタッフまで用意して頂き初めて海を満喫、堪能。

おしゃれなカクテルを飲んでロマンチックに…。となるのが一般的ですが、落ち着きのない3人は、非現実に落ち着いてる訳がなく、海に行ったり、砂で遊んだりと、最後までこの雰囲気を味わったのはただ一人。

職業病といいますか、旅行中様々なところが気になります。当園に入れられないか参考にします。

地理的には、山と海で正反対でしたが、やはり旅行中に会う人々は、その旅行を左右します。今回もたくさんの素晴らしい人々に出会いました。マレーシア人のサービス精神は一流だと感じました。

サービスを受けて、初めてサービスの善さを知る。

サービスするつもりで出掛けた旅行でしたが、サービスされるのがとても気持ちのいいことだとわかる旅行になってしまいました。

そして、キャッチフレーズ通り「何もしない…」私がそこにいました…。

子供の頃の海の思い出がありません。恐らく私の二人の弟たちもないと思います。そして、夏休みの思い出は、他の子供たちとは全く違った思い出ばかりです。

私たち三人の野生児は、夏は当たり前のように上高地に連れてこられます。

ある意味とてもいい時代でした。

山の中にいる野生児を不敏だと思い、心優しいお客様が遊んでくれます。見ず知らずの方が、山に連れて行ってくれます。両親も何も疑うことなく送り出します…。

学校も行けずにかわいそうにと勉強を教えてくれる人まで現れます。

夏休み名物の朝のラジオ体操。勿論三人です。しかし、肝心のラジオが入りません。

夏休みには、学校のプールに通い判子も集めるということを、他の子供はしてました。私たち三人は、水温4度の梓川という流れるプールに通いました。判子を集めるのが命懸けです。

夏期講習というものにみんな通っていました。夏休みが終わりに近づくと、私たちは隣にある徳沢診療所に通わされます。現役の医大生が、宿題を終わらせてくれました。お陰で夏休みの宿題を間違えたことがありません。教えてくれた学生には、女将がお礼に岩魚を配ります。

日記の宿題がありました。三人とも毎日、「今日山に行きました。」という書き出しから始まります。

冬になると、母親の故郷である天草に行きました。白い砂浜に、風に揺れるパラソル。ヤシの木があるビーチを想像をして初めて見た海は、漁船が並び、鰯を釣る人が点在するビーチ。お母さん。ここは、ビーチではなく漁場です。

そんな幼少期を過ごした私は海に行くと何をしたらいいのか分かりません。

海を見たら異常に興奮する。しかし、いざ海で遊ぼうとすると、どこで盛り上がったらいいのか分からない。これは、信州人あるあるです。

山の子だけど海の良さも我が子には…。

というわけで、春休みを利用して海に家族旅行に行ってきます。

ランカウイ島。「何もしない贅沢」というキャッチフレーズが、どこか当園と共通するのではないかと思い、勉強がてら家族サービスして来ます。

お花の時期

徳沢の春は一年で一番お薦めの時期です。自然の新緑は、本当に柔らかな緑をしています。

お花も咲き誇り、名物ニリンソウの群落は見事です。

さて、問合せをよく頂きます。

お花の一番いい時期に行きたいのだけどいつですかという質問です。

お花の時期というのは、種類によって異なります。

まずはニリンソウ。こちらは比較的長く楽しめる花なのですが、皆さんの見たいのは出揃った時期だと思います。ある程度咲いていても、周りの雑草が伸びてきてしまうと少なく感じます。従って、5月20日前後が一番花の数も多く、雑草がまだ丈が低いため一番いい時期と言えるでしょう。

そして、ニリンソウの花が散る頃に他のお花が咲きだします。ヤマエンゴサクや羅生門カズラ。山芍薬にしゃくなげ。こちらは、ニリンソウの花が終わりに近づくころ。即ち5月30日前後から二週間程楽しめます。

ニリンソウが終わった頃の方が種類も色もたくさんあります。

一番よくある質問ですが、ニリンソウも咲いていて、他のお花が綺麗な時期。

残念ながら、一斉に全てのお花が揃う時期はありません。

但し、何も咲いていないという時期もありません。そして、この頃は花に注目されがちですが、一番綺麗なのは、新葉の木々達だと思います。

AI

平昌オリンピックで大盛り上がりの日本。ウィンタースポーツのメッカ信州からもたくさんのメダリストが生まれました。その中でも、小平奈緒選手。相沢病院所属で話題ですが、相沢病院のすぐ近くに住んでいる私たちもとても誇らしく思います。その相沢病院は、上高地とは切っても切れない関係の病院で、上高地、北アルプスで緊急搬送される方の半数は相沢病院に送られます。高度医療の充実した巨大病院です。県外の方はお世話にならないことが一番なのですが、万が一の際も、このような心の広い病院があることも上高地の一つの魅力だと感じました。

さて、シーズンに向けて色々と騒がしくなってきました。この時期は、旅行会社さんやスポーツメーカーさん等との打合せがあるのですが、先日フロントの栗ちゃんを引き連れ新しい打合せに行ってきました。

今の観光業で、無視できない存在。というか今や中心となりつつある外国人旅行者。当園でも、年々増えています。どこの国の方が多いというのはなく、本当に世界各国から徳沢までいらしています。

但し、ここは山の中。ただでさえ異国の地で分からないことが多い日本。その中でも、不便な場所の当園など異国の中の異国でしょう。情報もあまりない中で、当園に来てみたいという問合せを日々貰います。

当園をご利用頂く外国人の方は、本当に日本が好きで、いわゆる不良外国人や爆買い外国人などではない外国人です。日本アルプスの素晴らしさをぜひ味わって欲しいと思うのですが、勝手が分からない中ですので質問も多く、予約までのプロセスがとても長くなります。また、時差の関係で、質問されてから、こちらが答えて、また質問が来る、そんな事をやっていると数日たってしまいます。

また、言葉の壁もあり誰にでも出来る仕事でもありません。

そんな悩みを解消すべく新しいサービスの打合せです。

AI(人工知能)に徳澤園の情報を与えておいて、LINEのような感じで質問を受け、瞬時にAIが答える。そんなサービスがあります。しかも、4ヵ国語対応です。食事のこと、アクセスのこと、見所など情報は様々です。分からない質問は、一度人を介するのですが、一度人を介した情報は構築され次以降に生かされる。

長野県にこのサービスを普及させたい意図と我々の悩みとが一致し5月より試験的にホームページで使えるようにする予定です。

とても便利な機能ですので日本人にもと思いますが、日本語は一番難しくまだまだ改良が必要だということです。

話を聞いていると、英語の苦手な私でも、これから先英語は必要ないのでは?と嬉しい気持ちにもなりましたし、フランス語でもスペイン語でも対話出来る日は近いと思いました。それにしても、遂に山の中にもAIに頼る日がこんなに早く来るとは…。

私の妻(若女将)の名前は藍と言います。私生活では藍に頼りきり。仕事ではAIに頼りきり。これから二人のAIに頼って生きていこうかと思います。

追伸
ゆっくり子供達と過ごせる時期も1ヶ月程となりました。時間が許す限り遊んでいます。最近、息子のお気に入りはゲームセンターにある車を運転する100円ゲーム。ご褒美に連れて行っていたのですが…。

ぬいぐるみを取るクレーンゲームに私がはまってしまいまして…。

昔から、何かを極めることは苦手なのですが、人よりコツを掴むのは早く。

息子が好きなミニオンを取ることばかりを考えていたら、瞬く間に名人級に。

もう取ってこないで!AIに呆れられています。

北陸の大雪で若女将の実家の石川県では大変なことになっています。義妹から送られてきた写真を見たら、目を疑うほどの雪。早く気温が上がるのを願うのみしか出来ません。

上高地は、長野県の天気予報を見るよりも、北陸地方の天気に似ています。この時期誰もいない上高地。こちらも心配です。

さて、先日遂にその日を迎えました。

若女将を連れ、上高地に戻って15年。若旦那と名乗り切磋琢磨しながら新しい山小屋のあり方を模索してきました。

みちくさを発信し、少しでも現地の状況や出来事を伝えてきました。

その甲斐もあり、皆さんから親しみを込めて若旦那と声をかけてももらえました。

時には、「若大将」と間違って覚えていらっしゃるお客様には、「それは加山雄三か原監督ですから」と答えることも慣れました。

常連様のU様。毎年私に会いに来てくれます。冗談も言える間柄で愛知の応援団長と名乗り、徳澤園の隅々まで知り尽くしたご婦人ですが一つだけ間違っています。たくさんのお客様を連れて来てくれるのですが、私を紹介してくれる時には、「こちらが徳澤園の若男爵です!」…。10年以上間違い続けています。

若いころヤンチャしていて、神奈川を仕切っていたと豪語する常連のNさん。今は、すっかり山にはまりいいパパです。しかし、昔の面影が残る強面…。そんなNさんは私のことを、「若っ」と呼びます。その強面でその呼び方は、完全にあちらの世界ですから…。

しかし、遂に40代突入です。最近は、「若」という言葉にも少し抵抗も出てきました。抵抗というか恥ずかしいというか…。

これからはあえて自分から若旦那とは名乗りませんが、皆さんがお好きにように声をかけて頂けたらと思います。

さぁ男40代。一番楽しい時間の始まりです!!

感謝

例年通り2月1日9時より今シーズンの予約開始となりました。

昨年をさらに上回る本当にたくさんのお電話ありがとうございました。(何百回とかけて頂いた方もたくさんいらっしゃいました。)

恐らく、1日中繋がらなかった方もいらっしゃったと思います。

この1日で私たちも大きな力を頂きました。

皆さんの期待と、大切なご旅行が楽しいものとなるようにお手伝いさせていただきます。

追伸

ご祝儀予約でしょうか?心配していました洋室Bタイプにもたくさんのご予約を頂きました。たまたま事務所に来ていた施工してくれる業者さんも、この電話状態をみて更にプレッシャーを感じて頭を悩ませていました。

いいお部屋になると確信しました!!

予約開始間近

上高地関係の打合せ、会議が増えてきてシーズンの足音が聞こえてきます。毎年のことですが、上高地関係者が集まるとスタッフ募集の話が話題の中心です。

日本中で人手不足が騒がれる今日。人材確保は大変です。特に、季節限定の上高地ですが、期間には1000人近い人の職場になります。

当園も募集を開始していますが、今年はお陰さまで順調に、期待が出来そうな新人が揃ってきています。

さて、いよいよ予約開始日が近づいてきました。例年通り、

2月1日木曜日
朝9時より
電話番号 0263-95-2508

一年間の予約が一斉スタートになります。

相変わらず不安の方が大きいのですが、昨年の教訓を生かし人を揃えてお電話お待ちしています。

2018年春リニューアルオープンの洋室Bタイプ。新しいコンセプトで当園の想いを結集させたお部屋に予約が入るのか……?皆様…。ご祝儀予約という考え方もございます。

皆様からのお電話お待ちしています。

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