みちくさブログ

上高地 徳澤園のブログ

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大切なお客様へ

当園の一年は、この予約開始日の2月1日から始まります。毎年のことですが、前日はワクワク、ドキドキが10%。残り90%は不安でしょうがないのが本心です。

 

お客様から指摘があったところやスタッフからの提案を受け、少しずつ手を加え、より皆様の山行が快適で思い出深いものになれるように目指して参りました。

私たちの思いが皆様に十分伝わったかどうなのかまだ分かりませんが、ここ数年予約開始日には本当に多くのお電話を頂けるようになりました。

当日は電話機を増やし、スタッフも揃え、なるべくスムーズに正確に予約を受ける体制で臨んだのですが、それを遥かに上回るお電話。

インターネットで予約ができる時代です。勿論、当園でも常に議題にあがる案件ではあります。当園の雰囲気や部屋のテイストだけでお申し込みされるお客様もいらっしゃいます。電話で直接お話をさせて頂いて、当園を過大評価され、出来えないサービスを期待されているのではないかと思われるお電話もございます。

しかし場所柄、全てのお客様に歩いてきていただかなければならない事。下界の暮らしと勝手が違ってくることなど、ご説明しなければならないことも多数ございます。
皆様の大切な休日をここで過ごしていただくうえで、事前にご納得、ご理解の上お越しいただくこと。

 

これも大切なサービスだと考えます。

 

小さな携帯スクリーンの活字を読み、雰囲気よく撮れたお部屋の写真を参考にメールを送信する。

 

確かに効率的ではありますが、まだまだ当園は、人の声を聴いて、人の声でお答えする。不必要な情報を活字で説明するよりも、お客様の声の特徴を感じ、必要だと感じたらアドバイスをさせて頂く。そんなアナログ対応でのサービスから脱皮できません。

 

そんなこともあり皆様にはご不便をお掛けしましたが、初日に頂くお電話で私たちはとても大きな気持ちを頂きました。 そして、皆様には感謝の言葉しか御座いません。

 

当日の山行が楽しいもので、私たちのお手伝いがより思い出深いものとなりますように。

そして、来年も2月1日に皆様の声が聞けるよう、スタッフ一丸となってお迎えしたいと思います。

 

本日は、本当に電話の繋がりにくい中、辛抱強くお電話を頂きありがとうございました。

2019年2月1日 深夜

お知らせ

2月1日金曜日
朝9時より2019年予約開始となります。

ご予約はお電話のみとなっております。

TEL.0263-95-2508

お電話お待ちしています。

今年初めて期間限定ではありますが、洋室のお試しプランをご用意致しました。

6/10~7/10 限定 お試し洋室プラン

近年改装しました洋室。お陰様でご好評を頂いております。

山の中だからこそ、ゆっくりとお休み頂き、万全の体制で山を楽しむ。

消灯時間はありますが、いつもなら起きている時間に、ゆっくり長い時間眠ること。

これも山で味わう非日常だと我々は考えます。

部屋数が限られていますので、トップシーズンに全員お泊り頂くことはできませんが、静かな時期に、ぜひこのお部屋をお試し頂きたく、期間限定ではありますが、初めてお得なプランをご用意致しました。

期間:6月10日月曜日宿泊から7月10日水曜日宿泊まで

条件:2名1室

洋室A お1人様1泊2食  3,000円割引の18,000円(税込)

洋室B お1人様1泊2食  5,000円割引の24,000円(税込)

視察

予約開始日まで一週間をきり日に日に緊張が増してきました。

さて、信州人と伝えると、「スキーとかめっちゃ上手いんでしょ」と必ず都会の方は言います。

子供の頃はスキーをする機会に恵まれているのですが、大きくなり大学等に進学し地元を離れると、都会の人たちの方がウィンタースポーツに熱心で、案外信州人はスキーを辞めてしまいます。

私もそのタイプで、中学生迄は熱心にスキーに通ってましたが、高校からは全く辞めてしまいました。ただ、最近は子供たちがスキーを始めたので毎週のように雪山に通ってます。

今週末は、海外にスキーに行って来ました。

ShinshuのHakubaというスキー場です…。(ごめんなさい。お分かりかと思いますが信州の白馬です…)

最近の長野県のスキー場は外人さんだらけというのはよくニュースで耳にすると思いますが、写真をご覧頂くとお分かりのように完全に外国です。

私たちは、週末に行ったので大混雑していましたが、半分は外国の人たちでした。また、平日になると7割以上が外国のお客さんということもあると聞きました。

レストラン内も完全に外国人仕様となっておりまして、

お勧めは、ステーキカレーとなっていました。また、金額もオリジナルハンバーガーが1,650円とこちらも外国人仕様となっております…。

全然否定するつもりはありませんが、少しだけ違和感を覚えます。でも、何日も滞在してくれて、たくさんお金を使ってくれて、週末以外も来てくれる外国人観光客は今や観光の中心なんだと実感させられます。

また、白馬の雪質と異文化もすぐに受け入れる土地柄。違和感はありますが、決して雰囲気は悪くなく、海外にスキーに来た感覚にもなり、冬季オリンピックも開催された国際的な観光地なんだと勉強にもなりました。

夏は登山。
冬はスキー。
信州の山々たちは私たちを一年中楽しませてくれます。

追伸
今回は泊まりで白馬に出かけました。毎年泊まっている常宿です。

シーズン中お客様に、長野県のお勧めのお宿はと聞かれたとき。私は、この2つのお宿をお勧めします。

一つは、松本美ヶ原にある王ヶ頭ホテルさん。

そして、もう一つは白馬のシェラリゾートさんです。

ここのホテルには参考にすべきものが沢山あります。

ぜひ、当園にお泊まり頂いた後に出掛けてみてください…。(正直あまりこの二つのホテルさんとは比べて欲しくないのですが…)

予約開始について

例年同様、今シーズンの予約開始は

2月1日金曜日
朝9時より
TEL 0263-95-2508

となります。当日は、スタッフを増やし対応致しますが、繋がりにくいことが予想されます。

初日で全て予約が満室となる可能性があるのは、お盆前後と9月中旬から10月中旬迄の土曜日、連休あたりだけです。

洋室など限られたお部屋をご希望のお客様は別ですが、上記日程以外をご希望の方でお部屋のタイプの希望はなく、繋がりにくい場合。

翌日以降、お客様のご都合のよろしい時に是非お電話をください。

お電話お待ちしております。

※5月11日土曜日のみ貸切となっておりますので、ご予約頂けません。

始動

2019年が始まり少しづつシーズンに向けて動き出しています。今年も2月1日9時から予約開始となります。そちらの準備も進めながら、今週は東京に出向き色々な人と会ってきました。

まずは、今年から入社する調理人との面接。東京の某超有名高級ホテルの調理人として腕を磨き、とある縁で口説き落としました。期待し過ぎるのは酷ですが、やはり板場が命の宿泊業にとっては生命線です。女将という絶対的な料理長のいる当園で存分に腕を発揮して貰えるか。本当に楽しみな人材です。

その後、東京ビッグサイトで開かれたThe north faceさんの新作発表会。

昨年から発売したコラボ商品。ビックリするくらいの反響がありました。

今年も同様に幾つかの商品を置かせて頂き、コラボ商品も販売します。

世界的ブランドの新作発表会ですので、日本中のバイヤーさんたちで溢れていました。処狭しと並べられたお洒落な新作。勿論、カメラNGでしたのでお見せ出来ないのは残念です…。

最後の打合せはこの会社です。

皆さんご存じのカップヌードルの会社です。錦織圭選手や大坂なおみ選手のスポンサーとしても有名な大企業がこんな小さな山小屋に注目して頂きました。

詳細は後日またお知らせしますが、キャンプ場をご利用のお客様に「日清食品×徳澤園」のとても嬉しいキャンペーンをシーズン中に行います。

シーズン始まりのこの時期。浮き沈みの激しい私の性格でいうと浮いている状態でございます…。この浮いている時期に話を進めておいて、後はスタッフに任せる…。

なんか今年も始まったなという感じになってきました。

但し、今年私は厄年です。

当園のスタッフ募集で求める人材に、私は恥ずかしげもなく

「浮き沈みなく平常心を保てる人物」

と答えております。今年は特に私自身が浮き沈みなく落ち着いて行動しようと思います…。

どうぞ今シーズンも宜しくお願いします。

松本

下山して1ヶ月。子供たちともゆっくりとした時間を過ごしています。

この時期は、来年に向けた打合せが立て続けにあり、出張に行ったりと、色々な人と会いますので刺激もたくさんあります。

ミチクサショップのオリジナル商品もかなり期待してください。

また、今はまだ言えませんが、来年キャンプ場をご利用の方には、超大手企業のご協力によりとってもお得なイベントをする予定です。

さて、私は普段松本の駅前に住んでいます。長野県人ってよく理屈っぽいだとか、話してみると面白いんだけど、それまでは取っつきにくいなどと言われています。

確かに、とても恥ずかしがり屋といいますか、あまり前へ前へという感じでもなければ、羽目を外して大騒ぎする人も少ない気がします。出身芸能人も、理屈っぽい人が多く(池上彰や北村弁護士、美川憲一など)一言で言えば真面目。

しかし、内に秘めた気持ちは熱い県民で、特に郷土愛は口には出しませんが、みんな信州が大好きです。

そんな象徴が、サッカーJ2で活躍する松本山雅FC。

当初、こんな地方都市でサッカーチームなんてという声もありましたが、その人気は老若男女問わず地元民に愛され、Jリーグでも屈指のサポーターの多さと熱さで注目されています。

そして、今シーズンはJ2で優勝を飾り来シーズンからはJ1に昇格します。

昇格決定から3週間。先日松本市内で優勝パレードが行われました。



町中はチームカラーの緑一色。子供たちからお年寄りまで大声援で選手を迎えました。

500メートルほどのパレードでしたが、集まったのはなんと5万人!松本の人口は20万人ですので、すごい集客力です。

息子がこのチームのサッカースクールに今年から入っていることもあり家族全員がサポーターです。

ぜひ、皆さん来年は松本山雅も宜しくお願いします!!

The Europe

今年もスタッフ達を連れて研修に行ってきました。

毎年言っていますが、サービス、観光業に携わる人がサービスを受けたことがない。観光の楽しさを知らないというのはおかしな話。せめて、当園を支えるメインメンバーには年に一度くらい、私たちと同じ時間を過ごし体験させてあげたい!という理想的過ぎる言い訳で社長を口説き落とし今年で6年目になります。

昨年は、キプロス、マルタ島という日本人には馴染みの薄いところに行きましたが、今年は一転。

The Europe!
フランス、スイス、ドイツ

誰もが知っている観光地を出来るだけ回る研修です。

フランス

このブログでも頻繁に話題にあげているインバウンド。上高地にもとても多くの外国人の姿を目にします。

しかし、世界一外国人観光客を受け入れているのがこのフランスです。






モンサンミッシェル、凱旋門、エッフェル塔、ルーブル美術館。

誰もが憧れる有名スポット。

シャンゼリゼ通りのカフェでお茶をし、ルイヴィトン本店でお買い物~。

と夢のような時間を過ごせたのですが…。

ガイドさんがフランスは上を向いて観光をしてください!と説明してくれた意味がわかりました。

足元には、ゴミ。そして、無数の落ち葉。地下鉄に乗ると少し異臭がする。トイレに行けば残念なありさま…。

見かけよりも中身。という日本的な考えを持ってすれば一言二言言いたくなります。

勿論、どの国にも負けない歴史と文化を持ち合わせ、世界中の人に支持される国ではありますが、これがみんな憧れるパリだと言われれば、受け入れなければならないのでしょうか?

パリで入ったトイレでしゃがみながら、徳沢のトイレの素晴らしさを実感しました…。

スイス

上高地は、日本のスイスだと言う人がいます。ここで働いているからには一度スイスの山岳観光を見せてあげたい。この研修で最も楽しみな観光地です。

上高地で言うなれば、松本のような街に一泊し、翌朝鉄道でユングラヨッホを目指します。

しかし、上高地との違いは、公共機関の乗り物での最終駅は上高地ですが、こちらは、スイスを代表するユングラヨッホ直下まで連れて行ってくれます。(富士山山頂よりも高い場所です。)

ヨーロッパ研修の際、スタッフに感想をちょくちょく聞きます。この子たちの感性を確かめてみたり、感じ取って欲しいことを伝えたりしますが、絶対に言ってはいけない感想は、「ディズニーランドみたい!」という発言。本物を偽物に例える低能な許し難い感想です…。

しかし、ユングラヨッホに向かう車窓から思わず私も…。

「ハイジみたい…」

おそらく日本人にはこの表現が一番分かりやすいと思います…。

一度、徳沢のような場所で乗り換えます。

ここがスイスの徳沢です。




ちょっと比べるしては部が悪い…。とてもあか抜けた場所でした。

そして、3000メートルを越す世界へ。




信じられますか?朝起きて2時間で槍ヶ岳山荘にいるようなものです。しかも、こんな体験もできます。

氷河を削り、氷河を触れられるトンネルまでここにはあります。

憧れのスイスを体験し、とても大きなカルチャーショックを受けました。

ここまで簡単に山頂まで来れたら誰も自分の足では登らないのでは?とか、環境的にどうなの?とか一生懸命反論を考えていましたが、あまりに圧倒的な迫力と徹底した観光意識。

スイスと競争するのではなく、沢山のいいところだけを持ち帰り、真似をするのではなく選択肢の一つにする。

憧れのスイスはやはり偉大でした!!

ドイツ

この研修のおまけみたいに立ち寄ったドイツ。でも、私は一番好印象を受けました。有名なロマンチック街道を走り、ハイデルベルク、ローデンブルク。そして、フランクフルトに寄ってきました。






ドイツ人は日本人に似て、勤勉で誠実。と言われますが、その通り。どこか、気品漂うフランスの人たち。プライドの高さを感じたスイスの人たちに比べると、どこか居心地がよく信頼できるお国柄。

建物も、他ヨーロッパよりも華美ではないのですが重厚で歴史の重さが伝わってきました。

とても印象に残ったのは、女将と弟と最後に訪れたケルン大聖堂。フランクフルトから2時間ほどかかりますが、ドイツを訪れる機会がありましたらぜひ行ってみてください!!

全体を通して

人気国ばかり。そして、どこも人気観光地だけあって、オフシーズンといえども沢山の外国人観光客に会いました。ほとんどが、中国を中心としたアジア人ばかり。ヨーロッパ経済を支えているのはアジアだと痛感しました。

但し、文化の違いや慣れないヨーロッパということもあり現地では様々な問題も起きているようです。

日本人はとても好かれているが、○○人は駄目だとかいうことも研修中よく耳にしました。

とある厳粛な大聖堂を見学していたとき。祈りを捧げる人を横目に拡声器で説明するアジア人ツアーがありました。我々が見ていても目に余る行動でした。大聖堂を出ると先程まで閉まっていたお土産屋さんが、そのツアーを見て店を開けました。我々には目もくれず、そのツアーにはウェルカム感が半端ない。

果たして、静かな私たちと賑やかな人たち。本当に歓迎されているのはどちらなの?

文化と商売を天秤にかけながら行う観光業。どこでラインを引かせるか…。世界的な課題だと思います。

スタッフより
今回の王道ヨーロッパ旅。
どこも写真で一度は見た事ある所ばかりでした! 名前は知ってるけど、自分では行かないであろう所ばかり行けました。美しいお城や教会では昔の人や出来事に想いを馳せ、スイスではいつも見ている山より高いところにケーブルカーで行けたのは何とも不思議な気持ちになりました。(あの鉄道を100年前に作ったのはすごい!)
今年も研修旅行ありがとうございました

優子

この度の旅行は、ヨーロッパ三カ国を巡るという思った以上に内容の濃いものでした。

本でしか見た事のなかったモナリザ、幻想的なモンサンミッシェル、少し歩いただけでも息が切れてしまうほど高いユングラウヨッホ、ドイツでは何度も人の優しさに触れる事ができました。
研修旅行は今回で6回目で、ありがたいことに全て参加させて頂いてます。
そのどれもが感動に満ちるものでした。
本当に感謝してます。
ありがとうございました!

あき

大好きで4度目のパリでは、大人気のパン屋さんのクロワッサンを食べ、22年ぶりのモンサンミッシェルでは、若かりし日を思い出し、初めてのユングフラウヨッホは、圧倒的な大自然の素晴らしさに久しぶりに本当に感激し、ドイツでは、ドイツビールとフランクフルトでフランクフルトを食べる、というど定番に大満足しました。
今年も本当にありがとうございました!
P.S. 旅行中の食事、正直JALの機内食の吉野家が1番インパクトありました

ちひろ

今年も内容盛りだくさんの旅行でした!

ユングフラウは本当に別世界で、地球のスゴさを実感しました。
しかし、階段上るだけで息が切れて死にかけるとは思いませんでした^ ^
へっちゃらそうな上條家のみなさんに、さすがだなと思いました。
何を食べても美味しいパリに、どこを歩いても絵になるドイツ。

ヨーロッパは街と人と物が全部マッチしてて不思議です。全く文化が違う日本人だからそう思うのかもしれないですけど、道も建物もお店も、売ってる商品でさえ、なぜかしっくりするから凄い。

でもなんか徳澤園がハイデルベルクにあってもするような気がしますね^ ^

ヨーロッパ気分も味わえる徳澤園で来年も頑張りますのでよろしくお願いします!

今年も本当にありがとうございました!

ヨッシー

【フランス】
パンが本当に美味しかった
歩いている人がモデルみたい
トイレが少なくて探すのに苦労した

【スイス】
すごかった……
おおきかった……
前穂がかわいく見えた…
そして寒かった……

【ドイツ】
街並みがかわいかった
ソーセージ美味しかった
ドイツ語は全く分からなかった

写真を撮っても合成写真にしかみえない典型的な日本人体型。お酒を買おうとしたら、年齢確認はされる。スニーカーで走ってはしゃいでたら現地人に笑われる。ブーツで颯爽とシャンゼリゼ通りを歩くパリジェンヌへの道は程遠いですが、少しでも近づけるように頑張ります…

くり

何年も海外に行っていなくてパスポートも切れていた私が、今回研修旅行に参加させて頂けることになり、大騒ぎの末なんとか出発できました。行く先々どこも魅力的であっという間の9日間でしたが、特に心に残ったのはモンサンミッシェルの荘厳な佇まい、ユングフラウヨッホから見た山々の圧倒的な美しさ、ローデンブルクやハイデルベルクのどこを切り取っても絵本のような街並みです。人々も国によって雰囲気が異なり、特にドイツの人達の親切な感じは接客する側として見習いたいと思いました。参加できて良かったです!

あっちゃん

親子

今シーズンの営業も終了し無事下山しました。

シーズン中はたくさんのご利用ありがとうございました。

天候に恵まれず、週末毎に雨、台風に見舞われた今年でしたが、思い返せば毎年天候がどうのこうのと言っている今日ですし、ずっと晴れ続けても、水不足などの支障も出ますので、最近は大きな災害もなく無事終わりを迎えられたことに感謝です。

4月に入ったスタッフは、10月末までの任務を終え一足早い下山をしていましたので、半分のスタッフで11月3日の最終日を迎えました。

土曜日も重なって有難いことに満室に近いお客様がお越しになりました。

中にはお子様の姿も。

朝晩は氷点下にもなり、元気よく外で遊ぶ雰囲気ではありません。だからといって館内に子供が遊べるようなものもなく…。この時期に子供が来ても退屈なんだろうなと心配していました。

「徳澤園を書いたので見てください」

とてもかわいいお嬢さんが話しかけてきます。


小学生低学年の子供が書いたものには見えません…。

さらに、中学一年のお姉ちゃんが書いたお花の絵!

スタッフ一同唖然…。

お父さんに話を聞けば、ご両親共に芸術の世界でご活躍のようです。

ただお世辞抜きに、絵を見て欲しいと思ったことも初めてですし、才能を絵から感じ取ったのも初めての体験でした。(あまりに私が感動したため絵をプレゼントしてもらいました。来年館内のどこかに飾りたいと思います。)

私も気を付けないといけませんが、子供に遊ぶものを与えすぎの傾向があります。ただ、シーズンをみていて、何もない山の中ですが、子供たちは勝手に遊びを考えて遊んでいます。

ただ捕まらずに逃げられるかの鬼ごっこや川に何秒足をつけていられるかの我慢大会。それこそ、絵を描いたり、石を投げたり。

時代が便利になり、親も楽になりました。静かにして欲しいときは、すぐに携帯を手渡します。折角のお父さんのお休みにも関わらず、お父さんは奮発してミッキーと遊べるところに連れていってしまいます。

家族みんなで絵を描く姿をみていて益々徳沢の価値を見いだせた素晴らしい最後の夜となりました。

が、
「ちょっと手が空いてるなら皿を洗いなさい!!」

相変わらずの女将のドスのきいた声。

スタッフ半分で満室に近いお客様。手が空いてるの私くらいで、今年初めて厨房に入り皿を洗う…。

素晴らしい親子を見たあと、この師従関係のような親子。

家族の形、教育は様々だと…。

今年も徳澤劇場が終わりました。

追伸
今年も頑張ってくれたスタッフたちと来週から研修に行ってきます。今年は、フランス、スイス、ドイツ。毎年恒例の私の言い訳を含め帰国後お知らせします。

共に

天候に振り回された秋山シーズンも終わりを迎えようとしています。

春から入ってきたスタッフたちもこの時期になるとようやく一人前になります。

夏までは、見ていてハラハラドキドキの連続。心配性の私は気になってしょうがない。

しかし、秋になると逞しくもなり、ほっておいても無難にこなせるようになります。

ようやくこの時期になるとお客さんとゆっくりお話が出来る時間ができます。

雨続きで今年の紅葉はいまいちだったという方もいましたが、常連のT様。今年も涸沢に2週間こもり写真を撮ってきてくれました。

涸沢の紅葉のレベルは世界級だと思います。

これでいまいち?とは思えません。

キャンプ場の名物かつらの木も見事な黄金色になりました。

食堂前に人だかりが出来ていました。

厨房スタッフが、今年最後の松茸があまりに立派だったので飾ったみたいです。

こちらは個室のお客様にお出ししている地元産松茸ですが、今年は大豊作でした。

皆様にお出しするときには、小さくなってしまいますが、元はこんなにも立派です。

節目節目で当園でお祝いをしてもらっている常連のN様。聞けば、喜寿と金婚式を兼ねて北穂高を目指しました。

生憎のお天気で登頂は断念されましたが、お祝いという事で厨房が本気を出しました!

50年前に二人で歩いただろうバージンロード。その先ある金の山を目指し、一歩一歩刻まれた足跡を秋の落葉で表現したサプライズデザート!

山と共に歩いた幸多き人生が表情に現れる、スタッフたちも憧れる、本当に素敵なご夫婦です。

シーズン終盤にきてほっこりする出来事が増えてきた徳沢の秋です。

追伸
このような演出なのですが、毎回出来るわけではございません。

気まぐれな天気でキャンセルが出て、天気より気まぐれな私がお話を聞き、私より気まぐれな女将に伝えて、女将より気まぐれな弟シェフが作り、気は確かなのかを確認したスタッフが祝う、当園名物の気まぐれ演出になります。

童話「大きなかぶ」のような行程が必要になりますので、ご予約は出来かねます。

今回台風による被害は受けず、ようやくいいお天気に恵まれている上高地です。

それにしても今回は、上高地北アルプスにとっては痛かった…。紅葉真っ盛りの週末でしたので、私たちもお客様もため息ばかりが聞こえます。

嫌な思い出ばかりの9月。

と肩を落としていると、厨房からけたたましい声が聞こえます。台風に負けない大きな声。

女将です…。

この声のボリュームは、誰かが怒られているか、何か嬉しいことがあったかのどちらかです。

「全部頂戴!!」

雨。嫌なことばかりではありませんでした。

この雨のお陰で、里山には秋の味覚の王様「松茸」がたくさん取れました。

松茸山を持っている知り合いから、松茸を買わないかという電話でした。

鬱憤がたまっていたのか勿論、全て譲って頂きました。

大変貴重な、旬の味覚ですので、全てのお客様にはお出しできませんが、個室にお泊まりのお客様には、地元産松茸の茶碗蒸しとして、夕食にお出しします。

まだまだ紅葉シーズンです。

台風の関係で、ご予約がお取りできる日もあります。

晩秋の上高地でお待ちしています!

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